創設 | 昭和60年(1985年)5月 |
本部住所 | 東京都中野区新井3-37-78 中野区立総合体育館内 |
電話 03-3228-5543 Fax 03-5942-5211 | |
歴代本部長 | 中谷千章/神山好市/目黒清忠/窪寺澄安/尾﨑久夫 |
中野の未来を担う子どもと共に
スポーツ少年団の誕生
毎年6月23日は、オリンピックデーと呼ばれています。スポーツ少年団は昭和37年6月23日に開催された日本体育協会創立50周年の記念事業の一環として、スポーツによる青少年の健全育成を目的とした組織づくりが全国で進められた。東京都スポーツ少年団は創立60年を「2020年オリンピック・パラリンピック」の年に迎えることとなります。きっと重要な役割が与えられるでしょう。
中野区スポーツ少年団の創立
中野区では、昭和43年頃からジェッツサッカーチーム(都内でも最も長く活動している少年団)が誕生し、地域の小学校グランドで練習や近隣区との交流試合が行われていた。さらに少年野球や他の球技の少年団もあり団独自には個別の活動が見られた。昭和50年代前半には、東京都スポーツ少年団本部から、単位少年団の育成と登録、少年団本部の設置などが指導されていたが、なかなか実現されなかった。その後昭和50年代後半になり都少年団本部、近隣先進区本部からの要請に併せ、当時活躍していた、ジェッツサッカーチーム、少年野球チームや「なぎなた」スポーツチームなどとの中野区スポーツ少年団設立へ向けた話し合いがなされた。その結果、区内の単位スポーツ少年団への支援・育成に取り組むため、本部組織設置に向けて本格的な検討協議が始まった。
昭和60年3月26日の中野区体育協会常任理事会において、中野区スポーツ少年団本部の設置が提案され、4月23日の理事会において承認され、5月1 4日の総会において決定された。東京都スポーツ少年団設置規定に基づく登録手続きを経て、昭和60年5月30日に中野区体育協会の育成団体として中野区スポーツ少年団本部が創立された。
中野区スポーツ少年団の歴史
・昭和60年度(開設当時) | |||
団数5団 指導者数11名 団員314名 | |||
・平成10年度 | |||
団数8団 指導者数54名 団員211名 | |||
・平成29年度 | |||
団数4団 指導者数24名 団員144名 | |||
・令和4年度(現在) | |||
団名 | 指導者 | 指導者数 | 団員数 |
ジェッツサッカー | 岡本 定 | 5名 | 60名 |
中野なぎなた | 本間孝代 | 12名 | 53名 |
トライサッカー | 松山光伸 | 2名 | 14名 |
計 | 3団 | 19名 | 127名 |
今後の課題
子供の少子化に伴い、中野区では上記のとおりサッカー2チーム、なぎなた1チームの3チームしか活動していないのが現状です。中野区体育協会では大きな危機意識を持ち、少しでも多くの子供たちがどうすれば参加出来るか、仲間とスポーツが出来る感動を生み出せるか、ジュニア育成地域推進事業とのタイアップが可能か、課題を持ち努力して行かなければならないと考えている。
運動適正テスト
運動適正テストは、スポーツ少年団の必須課目であり、中野区では団員たちだけでなく、指導者も 1年に一度、一堂に会する唯一の事業である。
団員の体力を測定把握し、スポーツ活動、団活動の指導や一人ひとりの団員の日常活動に生かすことをねらいとしている。各団員には、運動適正テストの判定により1級から5級までの合格章を交付すると共に、この道30年の小森繁男判定指導員からコメントを附して各団に帰している。
第1回( 1986年)からの記録(5年単位) | |||||||
1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 5級 | 級外 | 計 | |
1986年 | 0 | 11 | 18 | 13 | 6 | 14 | 14 |
1991年 | 1 | 35 | 21 | 11 | 6 | 8 | 82 |
1996年 | 0 | 13 | 19 | 18 | 17 | 22 | 89 |
2001年 | 0 | 4 | 11 | 8 | 12 | 29 | 64 |
2006年 | 3 | 7 | 12 | 13 | 7 | 8 | 50 |
2011年 | 0 | 8 | 9 | 8 | 5 | 15 | 45 |
2016年 | 0 | 7 | 6 | 9 | 3 | 4 | 29 |
小森判定指導員からのコメント
「先ず、参加者が年々少なくなっているのが残念、スポーツ少年団への登録団体が減っている現状ではいたし方ないが、加入促進も大きな課題である。最近、1級該当者がいなくなった。運動能力に優れ、かっバランスがある子どもが見当たらない。俊敏性、自力性、跳躍力、筋力の向上を目指したトレーニングに力を入れてほしい。
2001年から6年まで3分の1の子どもが級外でした。各団の指導員に対して、適正テストが近づいたら、テストの種目に近い運動を準備運動の中に加えてほしいとお願いし、翌年から成績が大きく上がった。努力すれば必ず良い結果が出ます。しかしここ数年、5種目のテストで4種目は良いが、一つだけ劣るため級外になってしまう子どもが多く残念ですね。」
育成母集団に支えられて
中野区なぎなたスポーツ少年団 本間孝代
昭和60年4月、中野区なぎなた連盟中澤理事長が、心も体も発育期にある子ども達の心身の育成を目的に中野区なぎなた連盟を母集団とする『中野区なぎなたスポーツ少年団』を結成いたしました。
以来28年間育成母集団の支えを得て育った子ども達は、今では育成指導員となり、育成母集団の一員として活動をしています。
現在、指導員10名、小3まで5名、小4~6年2名、中学生25名、 15 歳以上15名の団員47名で活動をしています。今後も、20代から80代までの男女で構成される中野区なぎなた連盟を育成母集団と保護者の皆さまの支えを頂きながら、将来に向かつて自分を見失わず、力強く、心豊かに生き抜く力を持つ子どもに育つよう、活動を継続していきたいと思います。
子ども達と共に、活気ある活動へ
中野区サッカースポーツ少年団 松山光伸
中野区サッ力一スポーツ少年団は、主に以下の活動を行なっています。
1.ジュニアサッカー教室
少年・少女の育成を目的とし、ジュニア育成事業として行なっています。
講師は、FC東京普及部にお願いし、『サッカーへの興味付け』を主体として、『サッカーの基礎を学ぶ』こと、『サッ力ーの楽しさを共有する』ことなど、たくさんのテーマを盛り込んで実施しています。いろいろな『仲間とふれあう』ことで、『チームプレーの大切さ』も学ばせていただいています。
また、金田喜稔氏(サッカー元日本代表選手)によるサッカー教室にも参加し、受講しています。元プロサッ力一選手の動きを間近で、見ることが刺激となり、子ども達は真剣な眼差しで練習に取り組みます。金田氏は、上手くなることだけでなく、様々な動き方・考え方をすることを子ども達に丁寧に伝えてくださいます。最近では体幹トレーニングも盛り込んで充実した内容になっています。
2.サッ力一大会・交流試合の開催
少年団主催のミニリーグ大会・ワンデイ大会・交流試合を行なっています。様々なチームとの試合を通じて、単に勝敗を決めるだけでなく、ルールやマナーを学ぶ場としての位置付けともなっています。勝利した時の喜びや感動、敗戦した時の悔しさなどを味わい、試合の中で、子ども達が成長してくれることを望んでいます。
近年、スポーツに対する取り組み方や、考え方が様々になってきています。また20年前.30年前とは、運動をする環境が大きく変わってきており、運動をする環境が良いとは言えません。また中野区サッカースポーツ少年団は、登録チームが少ないが、子ども達に、より良い環境・空間でスポーツをさせてあげたいという願いが強くあり、各団・各指導者が活動を盛り上げる工夫をし、団員達と共に活動をしています。
今後も他地区の少年団や、様々な団体との交流を深め、活気ある活動を続けて行きたいと考えております。
ミニリーグ、ワンデイ大会の記録
平成29年度
平成28年度
2年生7チーム ジェッツFC、リバティFCA、リバティFCB、トライSC、プログレッツトFC、日本橋SC、赤堤CSC
4年生6チーム ジェッツFC、リバティFCA、リバティFCB、トライSC、プログレッツトFC、ラスカル千駄木
6年生5チーム 玉川SSA、玉川SSB、横浜SC-つばさA,横浜SC-つばさB、ジェッツFC
平成27年年度
3年生10チーム ジェッツFC、FC馬橋、横浜SC-つばさ、リバティFCA、リバティFCB、月島SS,渋谷本町SS、トライSC、赤堤CSC、日本橋SS
4年生6チーム 本町SS、プログレットFCA、プログレットFCB、ジェッツFC,リバティFCA、リバティFCB
5年生5チーム プログレットFCA、プログレットFCB、ジェッツFC,リバティFCA、八王子四小OSC
平成26年度
2年生8チーム 赤堤CSC、ラスカル千駄木A、リバティFC,プログレットFC,日本橋SC,トライSC,ラスカル千駄木B、リバティFC
4年生7チーム 本町SS、中村SS,プログレットFC,横浜SC-つばさ、明愛SC,ジェッツFC,リバティFC
6年生6チーム 中村SS,プログレットFC,リバティFCA、明愛SC,ジェッツFC,リバティFCB
平成25年度(ワンデイ大会)と名称を改め
2年生6チーム FC馬橋、明愛SC,プログレットFC,国立SSS,ジェッツSC,赤堤CSC
3年生5チーム 赤堤CSC,ジェッツSC,あおぎりSC,国立SSS,明愛SC
5年生4チーム 明愛SC,ジェッツFC,YSC-つばさ、リバティFC
平成24年度(ミニリーグ大会)
2年生(1,2年生)4チーム ジェッツSC、赤堤CSC、明愛SC、国立SSS
4年生(3,4年生)5チーム ジェッツSC、赤堤CSC、馬橋FC,プログレットFC,明愛SC
6年生(5,6年生)6チーム 国立SSS,赤堤CSC,ジェッツSC,明愛SC,馬橋FC,プログレットFC